59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

重粒子線がん治療 講演会6/5告知です!

癌を患い、放射線、陽子線、重粒子線をご検討されていたり、手術や化学療法との併用をお考えの方 必見の無料の講演会です!

国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構:量研(QST):
 2019年3末までの名称は放射線医学総合研究所 は、
「量子医学・医療」、「量子ビーム科学」、「核融合エネルギー」、「量子生命科学」の4つを柱とする、量子科学に対する国の研究機関です。
  
  QST紹介映像 約17分もあるのですが、がん治療は3:30~6:00にまとまってます。


が、今回はその中で、重粒子線がん治療だけにフォーカスした講演会です。
HIMAC25周年記念講演会. 重粒子線がん治療
-がん死ゼロ健康長寿社会を目指しHIMACから「量子メス:Quantum Scalpel」へ-
日時:2019 年 6 月 5 日(水)13:00~17:00
場所:東京国際フォーラム(有楽町すぐ) ホール B7


QST病院で重粒子線治療を2019年2月に行った私はすでに申し込みました。
講演される、平野理事長は、阪大総長から、こちらの理事長に就任されたのですが、ご自身も肺がん経験されており、そのパワーと理念の素晴らしさに感服致しております。
がん死ゼロ健康長寿社会実現にむけて~量研の戦略~2018年11月講演録
ここで、すい臓がんが、QST戦略がんと位置づけられていて嬉しいです。
  
  超小型・高性能の次世代重粒子線がん治療装置「量子メス」
  
  古いけど、新しい「標的アイソトープ治療」の研究開発
  
  いのちを守り、未来を拓く~量子医学・医療~(短縮版)


以下、スマホでご覧の際は画面を横にしてお読みください。
重粒子線がん治療を受けられる状態の方であれば、重粒子線がん治療は、
■1:外科手術が不要なので、患者の体に優しい
 1-1:開腹しない、切らなくて良いから回復も早く、高齢でも負担が少ない
 1-2:手術の場合、癌の近くの他の臓器や器官も摘出する必要がある
     場合もありますが、重粒子線では癌だけをやっつけるので、
     他の臓器や器官に影響しないし、とにかく痛くない
■2:放射線より安全で、確実、複数回できて再発にも安心
 2-1:放射線の特性上、癌腫瘍だけでなく放射線が当たる前後左右の
     正常細胞にもダメージを与える。
     重粒子線は特性上、癌腫瘍だけに重粒子線を当てる事が出来、
     周囲の正常細胞へのダメージを少なくできる。

 2-2:このため、癌に強い放射線や重粒子線を当てたい場合、
     放射線は周囲の細胞へのダメージを考え弱める必要があるが、
     周囲の細胞へのダメージが少ないので高線量照射が可能。

     重粒子線の生物効果(細胞致死作用)は、X線や陽子線より2~3倍大きく、
     従来のX線に抵抗性を示すがんにも有効。
 2-3:放射線治療では、同じ部位に基本的には1度の照射だが、
     重粒子線治療では、同じ部位に6回の照射の実績もある
など、医学的に数々のメリットがある治療です。
癌の種類によって、放射線、陽子線、重粒子線などの放射線による違いと、装置の違いで、どれが適合するかは異なるようです。上記は私の膵臓癌の状態に対する話であって、全ての癌や状態に当てはまりませんので、ご自身に適合する話かどうかはご自身で良くお調べください。


デメリットはコストですが、民間保険の先進医療特約に入っていればリカバリできます。
重粒子線治療で国の保険適用になっているのは、眼球腫瘍、頭蓋底腫瘍、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、前立腺がんで、さらにそれぞれ条件が付きます。
こちらで重粒子線治療において、ご自身の癌が3割負担の保険適用なのか、技術料が無料の臨床試験なのか、全額自費の先進医療なのかは以下をご参考に。

例えば、保険適用や臨床試験ではなく、先進医療に分類される私の膵臓癌は、重粒子線治療の技術料314万円を全額自費で支払い、一般保険診療と共通する部分(診察・検査・入院等)は一般的な保険適用(老人子供除き3割負担)で支払います。
しかし、民間の医療保険で先進医療特約(月額保険料は数百円前半のみ)を付けておけば、私のように314万円は全額、民間の保険で支払って頂いて、がん保険では必ず付帯される入院費用がきっちり出るので、私は逆にこの治療費用はプラスになりました。
ですので、癌にまだなっていない方は、ご加入の医療保険で先進医療特約に入っているかの確認を強くお勧めします。これをやる、やらないにかかわらず、治療方法に限りがある癌患者にとって、治療の選択が増えるといことが、希望に繋がります。


陽子線、重粒子線で先進医療・保険診療適用かどうかはJASTRO 日本放射線腫瘍学会(医療関係者向け)のページにまとまっていました。
 ・先進医療として実施する粒子線治療
 ・保険診療として実施する粒子線治療
難しいですが、厚生労働省の先進医療のトップページ
厚生労働省の先進医療の令和初回の一覧表を貼っておきます。


私が入院したQST病院で恐らく新しく作成されたビデオ見つけました。
閲覧回数270回は少なすぎます! 上記の私の説明と同様ですが、ぜひご覧ください。

人にやさしいがん治療 QST病院 6分あります。もう少し上手く説明し、尺をもっと短くして欲しいです。

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