59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

★2018/12/11 火 抗癌13 通院:放射線治療検討1_来年メリディアン出来るかも!

抗がん剤13回目。今日は糖尿病の診察もありました。糖尿病は値も悪化せず大丈夫。
抗がん剤10回目以降は手足指先の痺れが強くなり、指の感覚麻痺が増しコップや皿の中身をこぼす事が増えました。12回目から手足指先の感覚はほぼ無くなり、今後、化学療法は更なる減薬や休薬が必要になるので、放射線の検討が必要と思い調べ始めてました。
膵臓癌で放射線の実績多いのは先進医療の重粒子線治療だったので、

既に入院保険などを頂いた保険会社で具体的に症状など相談し、私の状態で先進医療として補償してもらえるか問い合わせた所、

314万円の重粒子線治療は全額負担してもらえる事を確認済みです。
先進医療はたいてい保険料100〜200円/月なので、付けて無い方は医療保険のオプションに先進医療つけておくべきだと思います。癌保険に付けるなら癌に関係する治療だけが対象ですが、医療保険なら癌以外の治療にも適用されるので得です。
その一方で、確かに先進医療は、医療の範囲も、実施出来る病院も、限定的なので先進医療自体を享受できる確度が低く、費用対効果は微妙ですが、患者にとっては先進医療を費用の心配無く受診できる事自体が希望となります。希望代が月200円は安い(^^)!
重粒子線治療の施設は日本で6箇所(群馬、千葉、神奈川、大阪、兵庫、佐賀)あって、行くとしたら千葉か大阪かな~?と考えてました。すい臓癌の実績で、2年生存率が化学療法だけだと16%なのが、12回重粒子線分割照射で53%にUPすることもあるらしいです。治療は1回30分x週4日x3~4週通うので、ウイークリーマンションかなーと。

大阪は今年秋に出来たて〜です!


今日、主治医に重粒子線はどうよと聞いた所、それも有りですねと。
今まで半年、2週間に一度診察の際いろいろ聞いて、化学療法以外は否定的だったのですが、今回初めて意見合いました。(それは言い過ぎかな。化学療法で癌を小さくして手術で取りましょう!と最初からずっと励ましてくれてます)
しかも、主治医からメリディアンを提案され嬉しくビックリ!


この記事の筆者は勉強足りてませんが、ガジェット好きとしては、ViewRay社のメリディアン(治療用定位コバルト60密封線源装置:体外照射 強度変調放射線治療システム IMRT)は母から送られた、前の記事で知っていろいろ調べ、やってみたいと思っていました。


昨年夏の、国立がん研究センター中央病院でメリディアン導入時の記事。
http://www.newmed.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/n1708.pdf
現時点の導入病院は日本では徳光さんが泣いてボビーが居た江戸川病院

と、国立がん研究センター中央病院だけ。


記事にも記述ありますが、今までメリディアンは、
自由診療 (厚労省認定=全額自己負担:自由診療をカバーする民間保険は少数で、条件も複雑で支払われない場合が多い)の扱いで、210万円もの全額自己負担治療でした。


先進医療 (厚労省認定ですが全額自己負担:健保/国保等からは対象外で支払われません。民間の医療保険で先進医療のオプション契約している場合支払われる場合あり)を飛び越えて、


特定診療報酬算定 (2018/7/1に厚労省認定で、健保/国保等の3割負担(法定給付:70歳未満)で扱われるはず) 正確には「特定診療報酬算定医療機器」として「保険償還価格が設定された医療機器」にメリディアンが認定されたという事です。


▼2020/1/6追記[ここから] いくつか質問を頂きましたので追記しました。
【MRIdianの特定診療報酬算定による保険適用】
 適応されるか否かは、医師の判断が必要です
  厚労省通達のメリディアン記載は下記pdfの12ページ参照
  http://www.saitama.med.or.jp/hoken/iryouhoken/shiryou/022.pdf
  の12ページ。平成 30 年7月 1 日適用
  1.MRIdian 放射線治療システム 【販売名】 MRIdian 放射線治療システム
  〔決定区分〕 A3(特定包括・既存技術・変更あり)
  〔特定診療報酬算定医療機器の区分〕 治療用定位コバルト 60密封線源装置
  〔対応する診療報酬項目〕 M001 体外照射 強度変調放射線治療(IMRT)


  保険診療点数(1点10円)の内容は下記(専門的です)
  https://www.nmp.co.jp/member/shinryohoshu/tensu/pdf/chapter2-12/2-12-3.pdf


 MRIdian放射線治療システムで医療保険が適用されている治療方法は
 M001 体外照射の、強度変調放射線治療(IMRT)のみです。
  
強度変調放射線治療(IMRT)以外の治療方法は医療保険適用外です。
  具体的に、下記は医療保険適用外です。
   M001体外照射-1、2(1門照射、対向2門照射、4門照射など)、
   M001-2(ガンマナイフによる定位放射線治療)、
   M001-3(直線加速器による放射線治療(一連につき))
▲2020/1/6追記[ここまで]
 
20~30万円の治療で、そこから3割負担だと思います。FOLFIRINOXは月10~30万円の治療で、そこから3割負担(法定給付)なので同じような金額です。
3割負担した金額から、収入によって決められる高額療養費給付(法定給付)がさらに給付されます。組合管掌健保の一部(関東ITS健保など)ではさらに一部負担還元金(健保独自付加給付)も給付され結局収入に関係なく月20,000円の負担が上限という健保もあります。


※注意すべきはこのIMRTで厚労省が特定診療報酬算定に認めたのは焦点の精度が2mm 以内の機器ですが、実質的にはメリディアンであって、本件のM001はリニアックなどでの認定では無いはずです。便乗商法の病院で保険適応におわせながら実際には、IMRTで250万円、加えて樹状細胞ワクチン療法併用で合計500万円とか行っている病院は、不安な患者からどれだけ搾取する気かと思います。こういった悪徳病院はgoogleやyahooのリスティング広告で検索上位に表示されるのですが、詐欺罪適用など取り締まりなども検討すべきだと思います。


機械カッコいいし、1台10億円以上する機械に入ってみたいし、
ひょっとすると局所的な癌は消えるかもだし、なにしろ通っている病院だし。
MRIdian(メリディアン) | 国立がん研究センター 中央病院


来春頃ですか?と聞いたら、いや、年明け早々に次の造影剤CT設定してその結果見ながら検討開始しましょうとのこと。
減薬や休薬がかなり落ち込むネタでしたが、化学療法で癌細胞と全身の正常細胞両方を傷め続けている膵臓癌ステージIV患者としては、メリディアンを仮に受けられなくても、リニアックや重粒子線治療を含む、癌を中心に攻撃できる最新技術を使った放射線治療がかなり希望です。


ちなみに、ランチは病院近所に美味しい串揚げ屋さんを見つけました。

ランチは7串で1,000円。右下は別注文のキス(300円)でとても美味しかったです。

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