GnP(ゲムシタビン・ナブパクリタキセル)3コース目の2週目点滴を16日にやりましたが、今回は早々から微熱が出たので、すぐに抗生剤を服用開始したのに、微熱が出たままで、終日寝てます。やはり現状の私にはGnP2週目は結構キツイです。
私はFolfirinox(FFX)を約一年半、39回行いましたが、終日寝て過ごすような事にはなりませんでした。しかしGnPの副作用は私にはなかなか手ごわいです。人によってGnP、FFXの副作用の内容も、度合いも違う事は頭ではわかっていたものの、ここまで違うんやなぁと。私の場合、FFXより先にGnPやってたら、もっと早くから会社に行けなくなっていたかもしれません。もちろんその時々の病態やPSも加味され、想定ですが。

■GnP副作用
・微熱、倦怠感、食欲減退、吐き気、味覚障害
　倦怠感や食欲減退はFFXでも若干あったのですが、点滴通算7回目なのにGnPはまだ慣れず、微熱が続き、それにより体力も奪われ食欲も無くなり、悪循環です。
　FFXではオキサリプラチンによる味覚障害がきつかったのですが、GnPはそれに比べるとマシですが、舌の周囲がやや痺れており、その痺れによって味覚が少しおかしくなってます。
・脱毛
　FFXでは全くなく、GnPは1コース2週目(通算たった2回目)で80%抜けてびっくりしました。その後、まつ毛、眉毛、すね毛、ありとあらゆる毛が抜けましたが、頭皮にちょこっと残っているのが逆に残念です。
・鼻水、おなら
　これ、書こう、書こうと思ってましたが、忘れてました。GnPにしたら食事中、何故か鼻水しかも水みたいなシャワシャワなのがツーっと出てくることが多いです。あと、抗癌剤で筋肉が弱くなって出る症状らしいのが、おならです。出そうになると力入れて我慢とか出来なくなりました。コレは想定外でなるほどなぁ～と。
・痺れ、鈍痛
　痺れはFFXでも辛く牛車腎気丸とメチコバール(ビタミンB12)を服用するも効果乏しいまま続けていますが、GnPにしてからは、手首～指先をゴムのハンマーで軽く叩くような鈍痛が加わりました。これにはリリカを飲むことで当初は軽減されましたが、最近少し効き目が悪く、鎮痛剤のロキソプロフェンを追加しています。
・主に顔じゅうに出来る吹き出物
　これが結構辛いです。なにもしなくても痛いし、眼鏡や枕にふれたら更に痛い。顔や頭皮に30～40個、上半身に10個程度できます。枕カバーは1日で血でまだらになります。
　抗癌剤点滴から、3日目に突然出て来て、悩ませます。FFXでは出なかったので、
　ナブパクリタキセル(アブラキサン)の副作用だと思っています。
　いろいろ読むと、抗癌剤点滴後3日後に細菌から守ってくれる好中球が最も減少することで、免疫力が極端に下がって、普段なら体内の免疫で簡単に駆逐できる菌が暴れて、発疹、皮膚炎などを起こすようです。菌なので、清潔にして発疹などが起こらないようにするのが良いので1日3回ほど石鹸で洗顔しますが、それでも足りないのか、今回は顔中痛いです。抗生剤のゲンタマイシンを塗っても良くならず、困ってます。

■デキサメタゾン：抗癌剤では制吐剤(吐き気止め)
・FFXは点滴と錠剤で服用し、GnPでは下記写真右の点滴で服用する、デキサメタゾンが、中華コロナの重症例の死亡率を下げるとのこと。

いろいろな情報が出てきます。