59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

2021/02/08 月 国立がん研究センター東病院 入院

先々週~先週の入院に関わらず、予定通り、今日は2つめの治験で、腫瘍を採取して細胞から遺伝子検査を行う治験検査入院です。同じIVRでの手術と検査ですが、先の中央病院で同時にはできませんでした。。残念。

簡単に言うと治験は3段階で、1つ目は中央病院で完了済で、2つ目が今回の東病院での入院、2つ目の検査で陽性なら3つ目の治験に進めるという事になります。


1つめの治験中央病院で12月初旬に血液検査(リキッドバイオプシー):膵臓癌患者なら、KRAS(ケーラス)遺伝子に変異があるのは95%、変異が無いのはたった5%。私は膵臓癌患者のくせに、KRAS遺伝子に変異がありませんでした。


・2つめの治験:今回の東病院の入院でのEUS-FNAで癌細胞を取って遺伝子検査NRG1遺伝子の変異があれば3つ目の治験に進みます。NRG1遺伝子に変異がある膵臓癌患者は、KRAS遺伝子の変異が無いのでこの順になります。
NRG1遺伝子の検査には多くの癌細胞が必要だそうです。しかし、私の場合、
 A:重粒子線治療を行った事で癌細胞がスカスカになっていてたくさん取れない
 B:癌が血管に巻き付いて、EUS-FNAで胃から針を刺して取りにくい位置に癌がある
この2つの要因で、遺伝子検査で必要な分量の癌細胞が取れない場合があるとの事です。
その場合は残念でしたということになります。


・3つめの治験:NRG1遺伝子に変異があれば、MCLA-128と言う抗癌剤が効く可能性が高いので、MCLA-128の第I/II相試験(国際共同試験)に参加できる。


で、中央病院と東病院との入院病棟の比較です。
 ・東病院の内装の古さが目立つ。
 ・4人部屋:1部屋あたり中央病院はトイレとシャワー完備。東病院はどちらも無し。
   洗面台ですら、東病院は窓際にあって、通路側で使うのは気が引ける。。
 ・個室:中央病院はトイレとシャワー付き。東病院は上位クラスを除きシャワー無し。
 ・まだ2回だけですが、東病院の食事も美味しい。好みは東病院>中央病院。
 ・食事に中央病院はお茶が湯呑で付いてますが、東病院はお茶無し。
 ・部活のシャワー室のようなシャワー室すら東病院はフロアに2つしかありませんが、
  無料の足ふきマットが置いてある。中央病院は自分で用意する必要あり。


で、今回最も辛いのは、2泊3日でありながら、食事は今日の昼と晩のみ
EUS-FNAの検査がある明日から退院の明後日迄、点滴のみで禁食です。。
退院したらすぐにラーメン食べに行くと思います。


お昼ご飯:ビーフストロガノフです。アメリカ産ブドウは固いが美味しい。

晩御飯:鯛のムニエル。干からびる事もなく美味しいのですが、なんと中濃ソースがついていて、フライ以外で生まれて初めて魚に中濃ソースかけて食べました。
小松菜の生姜醤油で和えたものを良く絞って供されました。小松菜に生姜醬油は初めてですが、美味しいです。手前は冬瓜の卵とじで卵とじがとても上手でした。


7階病棟の待合場所で結構待たされて、部屋に通されて直ぐに行ったのは、PCR検査です。既に来た昼食を見ながら、唾液をアイスのカップ程の大きさのプラスチックケースに500円玉位の大きさに、出来るだけ泡をたてず透明で出せと。コレが1番辛いかも〜。そんなに多く唾液は出ないし、透明と言われたら余計に泡だらけだし〜。溜まるまで看護師さんが何度も来られました。

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