私の言葉で簡単に言えば「大腸がんステージ4で遠隔転移の切除手術が出来ない場合でかつ、原発巣による症状がない場合、原発巣を切除する手術をしてもしなくても生存期間の差はなかった。しかも原発巣切除では、切除後の化学療法の副作用の頻度が高く、より重度で、合併症死も認められた。コレによって、原発巣切除手術の要不要の標準治療の方針が変更される。」と言う国立がん研究センターの発表がありました。下記図で赤文字部分が大きく方針転換されたと言う事です。

ただし、上記に書いた通り、場合分けのごく1つに対しての事です。
しかし、NHKのニュースで複数回取り上げられていましたが、短い時間で取り上げられていた際に、大腸がんの全ての場合で、手術をしない選択が良いととれる報道もあったので、とても危険だなぁと思いました。
とは言え、膵臓癌の場合も特定の場合で、この大腸がんのように、切除手術可能でもむしろ手術をしない方が良い場合もあるのではと思いました。