2022/04/19 火 悪液質について再度
ここ数週間、日々筋肉量が減って衰える癌の悪液質についてWEBから引用し、同じ状況の方々及びご家族に対して記事内容を詳しく紹介させてください。
上記ページがフロントページです。
基本編です。
詳細編です。
すれ違う心~患者さんとご家族の思い~と言うコラムです。ご家族の方に是非読んでいただきたいです。患者の心にあるあるです。
以下、私のコメントは★部分です。
『がん悪液質は食欲低下と体重減少を引き起こす合併症。進行がんの5~8割が悪液質』
★5〜8割って殆どの癌患者ですね。
『ダイエットをしているわけでもないのに体重が減少し、筋肉量が減る、食欲も出ないなどの症状が出て、さまざまな機能障害と代謝異常を伴うのが、がん悪液質です。国際的には「通常の栄養サポートでは完全に回復することができず、進行性の機能障害に至る、骨格筋量の持続的な減少を特徴とする多因子性の症候群」と定義されます。』
★まさに今の私がこの状態。
『悪液質(英語でCACHEXIA:カヘキシア)の語源はギリシャ語で、「悪い状態」を表します。悪液質は心臓病や腎臓病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などでも起こることがありますが、がんが原因のものを「がん悪液質」と呼びます。』
「がん悪液質は、進行がんの患者さんの約5~8割にみられます*。特に、すい臓がん、胃がん、食道がん、頭頸部がん、肺がんで起こりやすく、これらのがんでは、進行がんの患者さんの半数以上に診断時及び経過中にがん悪液質が起こっています。』
★あらま!特に膵臓癌だって〜。ビンゴです。
『がんの種類によって発症リスクは異なり、乳がん、前立腺がんなどでは病気がかなり進行するまで起こりにくい傾向があります。
がん悪液質では体重減少、食欲不振、疲労やだるさ、サルコペニア(筋肉量の減少や筋力の低下)といった症状が生じる可能性があります(表)。』
★サルコペニア真っ最中です。
『代謝異常ががん悪液質の主な原因』
★原因なのね。
『悪液質で体重が減るのは、がんによって脂肪の分解が促進され、また筋肉の合成が減り、分解が進むからです。』
★わかりやすい説明
『脂肪にはエネルギーをため込む白色脂肪細胞と、すぐに燃焼させる褐色脂肪細胞があり、白色脂肪細胞が褐色化すると燃焼しやすくなります。悪液質になると脂肪の分解が進み、さらに白色脂肪の褐色化も進んで脂肪が減り、燃やしてはいけない筋肉まで分解してしまいます。』
★筋肉まで分解するなよ〜
『がんがあることで慢性的に炎症が起こり、体を守る免疫反応として炎症性サイトカインが活性化することによって、このような代謝異常が起こるのです。』
★炎症性サイトカインめ!
『また、がん細胞からも筋肉の分解、脂肪の分解と褐色化を促進させる物質が分泌され、代謝異常が加速します。』
★サイトカイン以外の物資その1
『さらに、炎症性サイトカインや脂肪細胞から脳の視床下部へ食欲を抑えるように指令を出す物質が分泌され、食欲も低下します。』
★サイトカイン以外の物資その2
こんだけの敵が身体にいてるんですね。
で、今日のごはんは、お腹が腹水でパンパンなので、朝昼兼用でヨーグルトとフルーツ缶を食べ、晩御飯はチキンライスとスープを少しずつ頂きました。