59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

★2019/01/25:放射線治療検討その6_決断した理由まとめ

22日のブログにも書いたのですが、今週通院した際、国立がん研究センター中央病院 (東京都 築地)の肝胆膵内科の主治医の先生が放医研病院での重粒子照射入院中~後でも、Shantoさんの癌はこちらで見ますので、何かあればいつでも電話して下さいと、かなり想定を超えた、優しく、逞しく、有り難い、言葉を頂いて結構アタマが真っ白になりました。また、重粒子治療後3月中旬に診察予約も入れてもらいました。
実はそれでも重粒子線治療の最終決断には迷いがありました。
何度も書いてしまいましたが、気になるのは
メリディアン:国立がん研究センター 中央病院 の コバルト60線源によるガンマ線と、
重粒子線治療:放射線医学総合研究所(放医研)の炭素の重粒子線の比較です。
・腫瘍以外の正常細胞に悪影響を与えてしまう可能性:ガンマ線 > 重粒子線 小〇

・すい臓がんへの適応事例数:メリディアン 10前後 < 重粒子線 500以上〇
・条件はあるが同一場所再発:ガンマ線 one chance < 重粒子線 6回実績あり〇
・呼吸で膵臓が動くことに追随:どちらも〇
・オリックス生命の医療保険で先進医療も自己負担無し:どちらも〇

どれも〇の重粒子線を選択する私に誰かに「そだね〜」と言って欲しかった訳です。
で、昨年、癌告知後すぐに相談や膵臓癌教室でお伺いした国立がん研中央病院の8階、

相談支援センターにアポ無しで、しかも終わりかけの17時に行きました。


受付の方が「メリディアンか重粒子線の選択でお迷いなのは、大切で当然です。適任者呼びます。」と不安な患者の意見に笑顔で賛同してくれました。
暫し待つと相談員の方が来られ上記を話すと、「大丈夫。そのが認識で合ってます。」これまた力強く賛同
しかも、「今まで当院からも放医研に患者さんが相談に行かれましたが腫瘍と血管や他の臓器との間隔が2mm以上空いて無いとか、明らかに転移が認められるなどの理由で重粒子線治療に至らなかったケースも散見されます。もしShantoさんが検査入院の後、本入院が許可されたら、それはとてもラッキーな事です!」と想定を超え、心強く、しかも合理的な説明を頂きその相談員の方を見つめ何故か涙目に(ほぼ泣いてた)なってました。
昨年6月に55mmの腫瘍と周囲の血管に浸潤していて、画像診断で腹膜播種かリンパか特定は困難だが癌の影が見え転移アリT4N0M1で手術不可の診断で、11月の造影剤CTでは腫瘍は28mmに、腹膜播種かリンパでの癌の影も見えにくくなくなっている状況である旨話しました。その状況で、実施時期は今なのか、まだ効いている化学療法を続けて腫瘍を小さくしてからなのかについても、「今転移が無いと診断されたとして、時期を後らせば単純に転移の可能性は増える」という、至極当然のコメントで、私の決心もすっかり固まりました。
相談員さんありがとうございました。その後、家族にも自信をもって、重粒子治療で行くことを報告できました!

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