2020/11/27 金 リキッドバイオプシー臨床試験に参加出来そう
リキッドバイオプシーの臨床試験に参加出来るかも!
・liquid:液体:この場合体液
・biopsy:生体組織を取って検査を行う事。(手術や針での組織採取で体に負担がかかる)
・転じてliquid biopsyは、血液など体液の採取なので体に負担をかけず生体検査を行う事。
臨床試験の対象はこれです → 消化器・腹部悪性腫瘍患者を対象としたリキッドバイオプシーに関する研究:略称GOZILA Study
国立がん研究センター東病院が行う本臨床試験ですが、同 中央病院の主治医から私は対象なので如何ですかと聞いてもらえました。臨床試験なので私の金銭の負担はありません。やはりこの病院だとこういったチャンスに恵まれやすいんだなぁと感謝しきりです。
従来の腫瘍組織検査に比較したリキッドバイオプシーのメリットの発表もありました。
実際には今回の臨床試験では、74の遺伝子を調べてもらえます。
その遺伝子調査の結果、何がわかるのかと言うと、抗EGFR抗体薬である、セツキシマブやパニツムマブという、癌の増殖などに関係する特定の分子を狙い撃ちする分子標的治療薬が効きそうか否か事前にある程度わかるということのようです。
がん遺伝子のRAS(KRASケーラスと読む、NRAS、HRAS)遺伝子が変異していない患者(野生型と呼ぶ)なら抗EGFR抗体薬が効く可能性があると言うことのようです。
逆に言えばRAS遺伝子が変異していればそもそも効かない事が殆どということのようです。
医学の表現は分かりにくく書いてあって、めんどくさいです。
問題なくGOなら次回(再来週)の抗癌剤の通院の際、いつもよりたった20ml採血増えるだけです。
ちなみに、昨日は38度をかなり超えてましたが、今日は37度ちょうどで比較的体調、気分も良かったです。