2020/09/16 水 二度目の重粒子線治療、ほぼ決定。
既にFFXが効かなくなってGnPに変えてから特にアブラキサンの副作用由来の痺れ、むくみ、怠さなどが相当増し、結構しんどいのですが、これを緩和するには、さらに減薬(今でも20%減薬し80%)するか休薬するか、副作用も効き目も穏やかな抗がん剤に変えるかという選択肢になってしまいます。
よって最後のあがきで、二回目となる重粒子線治療を検討頂くため、QST病院に来ました。
放射線治療や陽子線治療を選択せず、重粒子線治療を昨年に選択した最も大きな理由が、照射範囲周辺へのダメージが最小なため、複数照射可能になる場合があるという重粒子線治療とスキャニング照射の特徴です。
放射線治療で、同一部位への複数回の治療はまず無理です。
ここまでの特徴がありながらも重粒子線治療がそれほどメジャー化されないのは、重粒子線治療の設備はどうしても大規模になり、飛びぬけて高額であることだけでなく、病院への放射線の機器の導入を後押しした厚労省が、文科省(科技庁)傘下での重粒子関連に対してネガティブな態度を取ることが一番の原因です。菅さんが縦割りの悪しき因習を打破する中で、厚労省の強大過ぎる既得権益を打破して欲しいです。
血液検査後、造影剤CTを行い、QSTの主治医に診断して頂きました。
・マーカーは17.5で非常に低く、マーカーだけだと何の問題も無いように思える。
・今日の造影剤CTを、昨年、今年の3月、6月の映像と見比べたところ、残念ながら再発した癌腫瘍は4cm超えと大きくなり、画像上は面積(実際は体積)も倍近く大きくなっている。
・しかし、重粒子線治療を行えない要素の遠隔転移は認められない。
・重粒子線治療の直前直後のGnPの継続は問題ないが、照射中は抗がん剤は行えない。
・再照射が可能になる患者は少なく、再照射の治験枠に入り、保険適用の入院などの費用以外の重粒子線治療費用(314万円)は不要。
つまり、マーカーとCTでの違う理由はわからないが、画像に再発した癌が映っている。
とは言え、重粒子線治療の再照射は可能という診断をして頂きました。
これを来週、GnP治療で伺う国がんの主治医に説明し、了解頂ければ決定となります。
しかし、前回はインフルエンザが理由で、今回はコロナが理由で、入院すると一歩も外に出れないというのが暇で暇で仕方なく、最低限の入院とし、基本通院にしようか考え中です。
で、今日はQST病院を昼過ぎに出て、病院から数百メートルの場所に見つけたステーキハウスに来てみました。なんと40年も続くお店だそうです。
ステーキランチなんと1,200円。いやいや、流石40年、美味しかったです!
ご馳走様でした!