今回、社会保険 診療報酬 支払基金という基金があることを初めて知りました。
下記の図は [社会保険診療報酬支払基金HP] から引用。番号は追加。

[上]患者が、[左]医療機関で治療①を受けて一部負担金を支払い②、
[左]医療機関はレセプト(診療報酬明細書)を[下]支払基金に送付・請求し③、
レセプトの内容を[下]支払基金が審査しOKなら、
[下]支払基金が[右]健康保険組合に請求④し、
[右]健康保険組合が[下]支払基金に支払い⑤ようやく、
[下]支払基金が[左]医療機関に支払う⑥と言う流れのようです。

で、今回、健康保険組合から、支払基金からNGが出た9月の診療があったが、それは健保としては関われないので、医療機関と患者で話し合って欲しいと手紙が来ました。
その手紙のコピーを、該当するQST病院に送ったところ病院から電話を頂きました。

今年の1月にPET-CTを行い、2月に重粒子線治療を行い、その治療の結果として再発や転移が無い事を確認して頂くために、9月に再度PET-CTを行って頂きました。

どうも、1月に行ってから9月に再発や転移の確認のために行って頂いたのが、「社会保険診療報酬支払基金」は過診療と判断し、その支払いを行わないと言って来たそうです。
病院側は再審請求するそうですが、一旦審査された後に翻るケースは少なそうでした。
私のケースで、1、2か月で2回PET-CTを行ったのなら過診療だとは思いますが、重粒子線治療を挟んだ半年のスパンでの術前、術後のPET-CTは、癌患者にとっては重要で、過診療と判断されるのは心外です。
どういった基準で撥ねられたのか、明確にして欲しいです。