59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

★2019/10/22 火 抗癌剤の副作用と、子供達への説明

抗癌剤の副作用の手足指先の痺れが数日前から酷くなってから、一向に良くならないどころか、身体全体に痺れと疲れが広がり酷くなってます。頬や目の周りと頭全体に広がるピリピリした小さい痺れが、はっきりした痛みになり、身体全体の疲れ、疲れ目、肩が固まって横向きで寝れなくなって一晩に痛くて5回起きたり、ふくらはぎと上腕部に強めのピリピリした痺れ/痛みが出るようになりました。手足の指先(よく見ると第一関節が黒っぽく変色してきた)と、足指や足裏の痺れはさらに強くなり、靴下を2枚重ねないと足首以下が冷たく感じるなど、症状が身体中に強まって出るようになりました。温度の適応の幅がより小さくなってきました。特に寒いのは、より強く感じるようになっています。上着やジャンパーなどは常時必須となりました。
そんな中、以前から悩んでいる、「いつまで働くか」ですが、体力が低下し、痺れが酷くなることで、疲れが今まで以上に酷くなっており、今回特に痺れの悪化が酷く、いよいよ会社を病気で継続して休む(=健保から傷病手当を貰う)ことを考え始めました。


そうなると、外見上は元気な父親が突然会社を休むと子供(高2、大2)が混乱する可能性があるので、じっくり説明しました。
・Stage4手術不可。今の抗癌剤は副作用が最も強いが、腫瘍を半分以下にしてくれた。
・腫瘍は重粒子のおかげで現時点で壊死しているように見える。
・発見当初あった、腹膜播種などの遠隔転移は現時点では見えない。
・再発や転移は今のところ無い。
・後1、2年で死なないと思うが、膵臓癌Stage4の5年生存率は1.7%という事実。
・膵臓癌に適応する抗癌剤は4種類。
・抗癌剤が効く患者は30%程度で、いつかは効かなくなるケースが多い。
 その場合、Aが効かなくなるとB、Bが効かなくなるとC、と変えていく。
 今やってるFolfirinoxも次のアブラキサン+ジェムザールも中央値15か月前後。
・これらから、冷静に考えると後5年程度は生きている可能性はあるが、
 後10年は望めないと考えるほうが自然。
・副作用のため、毎日フルタイムで勤務するのはしんどくなってきた。
・60歳の定年まであと3年を切るなか、傷病手当の法定給付1.5年+所属健保独自の付加給付1.5年合わせて傷病手当最長3年を今年度中受給開始で検討する。


恐らく、ほぼ確実に理解してくれた様子です。

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