2020/12/04 金 重粒子線治療の再照射が先進医療に!
膵癌 重粒子線治療後の局所再発・再燃に対する 重粒子線再照射に関する安全性・有効性評価の治験 で入院と通院で12回重粒子線を照射してから1カ月経過し、今日、
で血液検査、造影剤CT、経過観察して頂きました。
診察の結果、CA19-9は重粒子線治療後一旦増えた85から31の正常値になり、造影剤CTは全く転移も見当たらず、治療後40mm強に少し大きく(癌が壊死して浮腫んだ結果)なっていた癌が40mm弱になっていました。ほんとにありがたいです。
「転移していない癌」、「手術不可の状態」、「(社会)保険適用で無い部位の癌の場合、先進医療に対応した保険に入っている」この3つの条件に合致する方は、重粒子線治療ができるか、QST病院で相談されることを強くお勧めしたいです。
下記図で赤く保険適用となっているものは、社会保険適用です。
青い先進医療は、民間の保険で先進医療特約でカバーする必要があります。
下記図クリックで、病院のこの図のページに飛びます。
上記臨床試験で私は、2017年から開始した膵臓癌の再照射、目標参加者数24名中20番目だったのですが、今日先生にお伺いしたところ、もう24名完了して、臨床試験から先進医療に格上げできたそうです。
臨床試験扱いで安全性と有効性を証明し、厚労省に先進医療と認定されたことに私も一助となれた事が嬉しいです。