傷病手当(各種条件はありますが病気等で無給期間中、標準報酬月額の2/3が1年半も健保から支給される)を頂き始めて、半年以上経過しました。
私の会社の健保組合はさらに同額が1年半支給されます。つまり、3年間支給されます。
それ以外にも、高額医療費の払戻しに加えて、この健保は、月当たりの医療費は高額医療費同様、人 / 月 / 病院 / 医科歯科 / 外来入院ごとではあるものの、この健保規定の25,000円の自己負担以上も払戻しされます。財務状態が優良な健保によっては更に自己負担が少ない健保もあります。
とはいえ、無給なのに、会社からは毎月健保と介護保険で4万円以上(これは4人家族で国保とさほど変わらないので問題ない)と、厚生年金6万円以上(これは高い！)で毎月合計10万円以上請求され仕方なく支払っていますが、それでも傷病手当が有難くこのまま続けたいです。
ですので、この健保に一日でも長く加入しておきたいという気持ちです。
しかし、当社には無給になると1年でクビという謎の社員規定があり、このままだと今年の秋にはクビになりそうです。一応しかるべき方になんとか再来年の定年まで無給の状態(お金的に会社には負担が無い)を伸ばせないか相談はしておりますが、さてどうなるのでしょう。

健保組合とお金のことばかり書きましたが、いづれにしても、今年の秋か、再来年の春(定年)には会社をクビになります。(さて本題です)
大学生の時起業したので、いきなり社長と印刷した名刺を持ってから、何社か経験しましたが、名刺が無い事は59歳の今まで無かった事に気付きました。
早ければ今年の秋にクビになると、名刺が無くなって、所属する組織も役職も無い自分になるんやなぁと。
職業は？と聞かれて「無職です」と答えるのはとても寂しいなぁと。
毎日決まった時間に散歩しているお年寄り、凄いなぁと。
後何年生きられるか分かりませんが、自分をどう捉えてこれから過ごすのか、ちゃんと考えないと、怠惰な時間を過ごすだけで死期を迎えてしまいます。
やはり、働ける場所があるのは本当に良い事だなぁと思います。

昔から、「定年60歳になったら会社を辞めて、いくつかのコンビニでバイトをして自身で適性があると感じたら、65歳で買い物難民用の移動コンビニを立ち上げる」と言ってました。しかし、抗癌剤副作用の手足の強い痺れで、動作が高齢の方より緩慢、力が無くなった、階段を上がるのもおぼつかない、モノが簡単につかめない、お札を数えられない、小銭 / ビニール袋 / いろんな蓋などなどの扱いがとても困難という状況を認めざるを得ず、コンビニバイトのみならず、様々な職種で働くのが無理なので、諦めざるを得ません。これが出来てたら、名刺が無くても、ドコソコのコンビニで元気にバイトしてますと言えたのですが。Logicoolとかのしっかりした造りのマウスのバッテリーの蓋なんかもう開けられなくなりました。
副作用の制限が多い中、これからどのように生きていくか、考えないといけないなぁと。
ようやくこの年で、名刺の偉大さに気付く今日このごろです。

適当な写真が無いので、コロナワクチン接種券の写真をば。

我が家は59歳の私が最高齢で、川口は処理が遅いようで接種券はまだ届いていません。
しかし、市のHP見たら、基礎疾患の人用の申込ページが用意されていたのに気付き、夜中に入力したらなんと翌日に届きました。免許証の写メのアップロードが必要でした。
なんとか7月末に1回目の接種予約できました。しかし、今日Web見たら、まだ8月の予約は公開しておらず、7月末までで全滅です。これから一般の接種が始まるとなお一層混乱しそうです。