59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

★2019/02/05 火 通院:がんセンター築地 肝胆膵内科&外科

結論として、手術は無理で、金曜から放医研で重粒子治療を受けます


国立がん研究センター中央病院に、放医研のROMや診断書持って行ってきました(診察前に画像診断の窓口にROMを持って行って私の電子カルテに読み込んで展開してもらいます)。肝胆膵内科の先生にお伺いし、スグに肝胆膵外科の先生の予約入れてくれました。
がん発覚後、始めて外科的観点の詳しい説明を聞くことが出来て良かったです!


・2018年6月の初回CTの腫瘍の大きさですが、聞くたびに実は大きかったという報告を受けますが、今回は初の外科の先生のコメントで実際に私の目の前で計測して頂きましたが、80mm弱ありましたねぇ!と。そこまで大きかったのねー。と。
・腫瘍は膵体部(膵臓の真ん中)にありますが、30mm弱と当初よりは小さくなったものの膵臓の直径を越える大きさで、腫瘍だけを取り除く事ができる大きさでは無い。また、膵臓の真ん中を腫瘍ごと取り去って膵頭部と膵尾部をくっつけるといったことはできない。実際に手術となると、全摘手術となると思われる。その場合、経口からの食細りや、Folfirinoxなど強い抗癌剤は行えなくなるなどQOL低下が大きく、失うものが大きいとのコメントあり。
・外科医の観点では、当初2018年6月のCTの80mm弱の大きな腫瘍がもともと接近していた他の臓器や血管、リンパでの接近/浸潤の影響を考慮し手術の方針を考えるとのこと。それは知らなかった。


・2019/01/30の造影剤CTの映像。

矢印で示したものは十二指腸胃動脈、門脈ですが、その血管の周りをぐるりと癌が浸潤しています。また、上腸間膜動脈は1/4周癌に接触総肝動脈にも近接ありの状態で、手術には適した状態では無いと言う、肝胆膵外科の先生の意見でした。


論理的、技術的に正しい説明で、膵臓癌完治唯一の方法の、摘出手術が出来ないとか聞くのは嫌だと言う方も多いと思いますが、私は、正しい説明を受けるほうが今後の計画という面からも有難いと心底感じます。


で、手術は困難ですが、重粒子治療で癌を叩くのは、外科医としても賛成頂いたので、心置きなく、金曜から重粒子線治療を行って来ます!



お昼には、国立がんセンター近くのwanofuに行き、前回は親子丼でしたが、今日はステーキ丼(肉も1.5倍)を頂きました。本当に美味しかった!

右上の海苔の佃煮にワサビを混ぜ込んだものですが、これがまた肉と良く合います。

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