59歳 膵臓癌stage4手術手遅れ不可2018/6告知。抗癌剤に重粒子線治療併用し7cmから2cm弱に小さく!Pancreatic Carcinoma

抗癌剤 mFOLFIRINOX半年で膵臓癌腫瘍1/3。2019/2重粒子治療。2020/3アブジェム。2020/10重粒子線治療2回目。2021オニバイド+5FU、TS1。

2020/06/05 金 再発。QST(もと放医研)病院 定期診断

今日はQST病院のおおよそ3カ月おきの定期検診で、8カ月ぶりのPETで、ベンツ君で川口から千葉に行って来ました。

癌はブドウ糖を沢山取り込む性質があり、ソレを利用したのがPETです。放射性物質を組み込んだブドウ糖(FDG)を注射して1時間ほど安静にして、癌がFDGをたくさん吸収するのを待ちます。それを映像化する装置はCTそのもので、FDGに組み込まれた放射性物質を周囲より強く映し出します。この病院では、PETは60分後と120分後の2回スキャンし、精度を上げています。

PETの画像とCTの画像の両方確認できますが、膵臓癌はCTでは見えづらく、造影剤CTが必要なので、PETとは別に造影剤CTを行う必要があります。


数日前からQST病院診察後に、会社レストランに行こうと楽しみにしていたので、早く家を出て8:20には病院につきました。しかしPETは2時間以上かかるので、血液検査後、PETが終わったのは12時で、その後画像診断の報告書を待つ間に研究所内の食堂でランチ食べて来て下さいということでした。会社レストランを諦めざるを得ないのは残念でしたが、日替わりランチ600円、美味しく頂きました。

で、CA19-9は、前回100迄下がりましたが、今回60迄下がりました。QSTの先生曰く、ここまでの急激な低下はアブラキサンが奏功した結果であると仰っていました。ジェムザールはここまで奏功しないとのこと。

しかし、PETにはばっちり再発の膵臓癌が映ってました。青矢印箇所。

矢印の左で光っているのは十二指腸、その下で光る左右は腎臓で、これらは気にする必要はありません。
その他、PETで頭から脚まで映しましたが、転移は無さそうでした。
あくまでも、想定ですが、GnP(アブジェム)を行う前、2019/11~2020/3にCA19-9が右肩上がりになっていた時はFolfirinoxが効かなくなっていて、GnPに変えて今日も含め良く効いて値が60まで下がったと考えるのが自然です。
恐らく2019/11~2020/3に右肩上がりの頃にPETやれば、もっとハッキリ大きく映っていたのでは?と思います。


QSTの先生から提案/相談された次のアクションです。
・上記の膵臓癌再発の大きさ形を特定するため、造影剤CTを国がん研中央でやる。
・その造影剤CTをQSTに送れば、再度重粒子線治療を行えるか否か検討してくれる。
・その後、重粒子がまた出来そうなら、重粒子を行う。(前回同様3週x4回=12回照射)
・重粒子をどのタイミング(GnPを今後何回やってから)で行うかは要判断。
 今、GnPが大変よく効いている最中なので、GnPの効き目が弱くなるまで続けてから、重粒子という流れが妥当という判断をQSTの先生もされていて、信用できます。
・重粒子治療後もGnPの抗癌剤を使用する想定。
・なお、今回の重粒子は臨床試験扱いで、無料となる可能性あり。
 
 


家に帰ってから、「ああ、再発か。子供らや会社の仲間に伝えたい内容が全くまとめ切れていないので、間に合わないかなぁ」と若干暗くなりましたが、何故かそのまま昼寝したら、元気になっていて、自分の単純さに救われます。


来週火曜は、国がん研中央でGnP 3コース目開始なので、主治医の先生と相談します。

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